コラム
一粒万倍日とは。決まり方と、するとよいこと
一粒万倍日は、一粒のもみが万倍にも実るという意味を持つ、暦の吉日です。宝くじ売り場や財布の広告で、よく目にします。意味と決まり方を説明します。
一粒万倍日の意味
一粒万倍は、一粒の種もみが、やがてたくさんの稲穂になることを表す言葉です。小さな始まりが、大きく育つ日とされます。
古くから暦に書かれてきた、選日と呼ばれる暦注の一つです。
決まり方
一粒万倍日は、節気で区切った月と、その日の十二支の組み合わせで決まります。たとえば、立春から啓蟄の前日までは、丑の日と午の日が一粒万倍日です。
ひと月に4回から6回ほどあり、一年では約60日になります。めずらしい日ではないので、予定を合わせやすい吉日です。
するとよいとされること
始めたことが育つ日とされるため、次のようなことに向くとされます。
仕事や習い事を始める。お店を開く。口座を作る。財布を使い始める。種をまく。
さけたほうがよいとされること
増える日とされるため、借金や人から物を借りることは、さけたほうがよいとされます。苦労の種も増えるという考え方です。
ほかの吉日と重なる日
一粒万倍日が、天赦日や大安と重なる日は、とくに縁起がよいとされます。重なる日は、開運日カレンダーで確かめられます。
暦の吉日は、物事を始めるきっかけとして使うものです。日を選ぶことより、始めたことを続けることが、実りにつながります。